「昔の現場はヤバかったよな」

ベテランの職人さんから、そんな武勇伝を聞いたことがあるかもしれません。しかし、その中には、今では到底考えられない、命に関わる危険な慣習も存在しました。

先日、アシバッチのYouTube動画で、社長が自らの「体験談」として語った20年前のある出来事。それは、単なる昔話では済まされない、足場業界が乗り越えてきた“闇”の一端でした。今回はその衝撃的な内容を、皆さんと共有したいと思います。

■手すりのない20段の足場へ…恐怖の「度胸試し」

それは、社長がまだ20代前半だった頃のこと。
あるマンションの改修工事で、くさび式足場を組んでいました。当時、一部の現場では「8コマ」という長い支柱を使い、2段(約3.6m)ごとにしか手すりや中桟(なかさん)を設置しない、非常に危険な工法がまかり通っていました。
(※もちろん、現在は法律で禁止されている危険行為です!)

「2段上がると、手すりも何もないフラット状態になるんですよ」

ただでさえ危険なその足場。高くなればなるほど、その恐怖は増していきます。10段、20段…手すりのない吹きさらしの空間を、資材を持って行き来しなければならない。当然、誰もがやりたがりません。

「誰が行くか?って話になるんですよ。そしたら、最年少の僕にね…」

先輩からかけられた言葉は、衝撃的なものでした。

「度胸試しや。誰もが通ってる道や」

若手職人への通過儀礼。これを乗り越えなければ成長できない――。そんな無言の圧力の中、社長は恐怖と戦いながら、その危険な作業をこなしていたと言います。

■昔の常識は、今の非常識。「絶対ダメ」な理由

動画の中で、社長は当時のことを「そういうことをやっとかないと、レベルアップしない、成長しないんだな、と教わりましたよ」と淡々と語りました。

しかし、その直後、カメラに向かって真剣な表情で、強く、はっきりとこう言い放ちます。

「絶対ダメですよ!そんなことやったら。一歩間違えたら落ちるからね」

これこそが、この動画を通じて社長が最も伝えたかったメッセージです。

昔は「見て覚えろ」「やってみろ」という根性論が当たり前だったかもしれません。しかし、それは教育ではなく、ただの危険の押し付けです。一つのミスが命取りになる足場業界において、このような慣習は決して許されるものではありません。

■おわりに

アシバッチは、テクノロジーの力で足場業界をより良くすることを目指していますが、その根底には**「現場で働くすべての人が、安全に、安心して働ける環境を作る」**という強い想いがあります。

社長が経験したような危険な『度胸試し』が、過去の話として笑い飛ばせるのではなく、「二度と繰り返してはならない教訓」として語り継がれるべきだと考えています。

安全な足場は、正しい知識と徹底したルール遵守から生まれます。
私たちアシバッチは、これからも業界の安全意識向上に貢献できるよう、情報を発信し続けます。

▼社長の生々しい体験談と、熱いメッセージの全貌は、ぜひYouTubeで!
YouTubeで「シッチー足場チャンネル」と検索して、動画をチェックしてみてください。
そして、安全な現場づくりについて、一緒に考えていきましょう。

▼助け合いの輪を広げる!足場業界特化のマッチングアプリ「アシバッチ」
まだお持ちでない方は、アプリストアで「アシバッチ」と検索して、ぜひダウンロードをお願いします!